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私はシングルマザーで、難病を患っています。
いきなりですが、これは事実で、
「Tim-Japan株式会社」を立ち上げた一番の理由です。

私が25歳、長女1歳、次女0歳の時に診断されました。
病名は「多発性硬化症」
完治はしない病気です。
余命宣告されるとかはなく、上手に付き合っていけば
長生きもできるはず。
ただ、神経難病なので、いつまで自分の足で歩けるか?
いつまで思うように働けるか、暮らせるかはわかりません。
だとしたら、元気にうちに3人子供たちに
遺せるものをつくっていきたい。
そう、動き出したのです。
「終わりから考える」・・・
まさに、7つの習慣を実践し始めた、
20代でした。
いつか自分が旅立つ日のために・・・

なんてネガティブな!と思われかもしれません。
でも、それは真逆で
会社名には「Time is Money」~命の時間~
Tim-Japanと名付けました。
自分の名前にも「時子」ですし・・・ね。
我が子を始め、後世に遺す資産として
この「オンライン遺言」を書き留めていきます。
元気なうちに、やれるべきことをやる。
心豊かな人生を自分でデザインする。
広告デザイナーとしてイキイキと仕事をしてた20代。
結婚出産で夢をあきらめ、突然の難病告知。
子供の事を考え、ここでつぶれるわけにはいかないと、
がむしゃらに生きた30代。
そして、再び夢を叶えるため、
デザインの仕事に復帰した40代。
20代の頃とは、大きく違う世界が見えています。

私が絶望の淵に立たされながらも、
どうやって考え方を変えてきたか、
どんな思考で行動を変えてきたか、
どんなことに挑戦して今の結果を得たのか、
興味のある方に読んでいただけたら
幸いです。
一番の目的は、オンライン遺書なので、
未来の子どもたち、孫たち、そのまた次の世代にも、
こんなおばあちゃんだったんだね。と感じてもらえるように。
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