私の思う「与える」について
すごくいい言葉、見つけました。
今の私に染み渡る…そんな秋の深まる夜。
私の「与える」について、書いてみました。
365日、たくさんの人の、
人生のお悩みに触れる機会の多い職業。
実は私に出来ることなんて、
ほんのほんの些細なこと。
それでも、
「柴田さんに会いたかった」
「元気がもらえました」と
涙する受講生さんも…
特に難病患者さんや
シングルマザーさんが多いです)
水が今にも溢れそうな状態で、
しかも心のコップは割れそうなガラス。
そんなときはとにかく、
たくさん泣いてもらってます。
すべてが壊れそうなギリギリで、
やっと相談できそうな人が現れました、と。
そんな方もいらっしゃいます。
普段は相談料をもらっていますが、
時と場合でいただかないこともあります。
講師業はボランティアじゃできない、
おこづかいセミナーもボランティアじゃできない。
もちろんです。
でも、そんな時は「宝払いで!」って言います。
要は出世払い…
いつか返してもらうから、今はいいよ!です。
私が出来ることは「信じ続けること。」
パートナーから、
こんな嬉しい言葉をかけてもらい
気づいたことがあります。
私が出来ることは、
「信じ続けること。」なんだと。
私自身が頑張ってる姿を見せ、
思いを叫び、手を握る。
大丈夫だよ、出来るよ、
自分を信じてみたら、
殻を破れるよ、
変われるよって、
声をかけ、心から思い続ける。
実質的な「なにか」を
与え続けることではないです。
魅は与によって生じ、求によって滅する
「ミはヨによって生じ、グによって滅す」と読む。
魅力とは与えることによって生じるが、何か見返りを求めたらなくなってしまうという意味。
残念ながら、ただの欲しがりさんとは
関係が続いていかないことが
最近わかりました。
「今の自分に何が出来るのか?」
問うことから始めてみて、早15年。
無駄に歳を重ねることなく、
いろんな引き出しが出来てきた、
今の自分の立ち位置が好きだな。