おこづかいをあげる代わりに、「必要な時に親が渡す」ではいけないですか?子どもにお金を持たせることに、抵抗があります。無駄遣いもそうですが、お友達同士で取ったり取られたりのトラブルにもなりそうで心配です。(小学4年生母)
ご心配される親御さんの気持ちもよくわかります。
水泳や自転車でも、
練習して経験を積んで、
徐々に上達します。
金銭教育も同じ。
親の目が届くうちに、
あえてたくさん失敗をさせることで、
軌道修正ができていきます。
金銭感覚を育み、
養い、身につけていくことができます。
頂いたお年玉やおこづかいで
「自分のお金範囲」を作り、
自分で決めて物を買うという
経験をさせてあげてください。
その都度親が渡していると、
お金が減ったという感覚がありません。
おこづかい帳に記入して
「減った・増えた」というのを
感じさせましょう。
トラブルにならないようにするためにも、
貯金箱やお財布に
本物のお金を入れておく必要はありません。
あくまでもお金は親が管理し、
おこづかい帳の残高を
把握させるだけで十分です。
自分の意思で決めて買った物は
大事にしますし、
子どもの価値観やお金の使い方も
見ていればわかってきます。
親は口出しせず見守りながら、
「信じて任せる」金銭教育で、
思春期前に親子の信頼関係を築いてください。
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