諸外国より日本での投資教育は遅れていると聞きます。我が家ではできるだけ早く、おこづかい制度を始めて、投資など経験させたいと思っています。どうやって伝えればいいですか?気をつけなくてはいけないことがありましたら、教えてください。(小学2年の母)
とてもいい心掛けですね。
大人でも未だに「投資は怖い」という
イメージを持たれている方が多いのが現状です。
最近やっと「貯蓄から投資へ」と
政府にも動きが出てきました。
2022年からは、高等学校の家庭科の授業で、
株や投資信託などを学ぶようです。
今後の老後資金運用のため、
長期投資は必要な考えだからです。
個人型確定拠出年金(iDeco)や
つみたてNISAなど、
さまざまな制度も出てきました。
「なんか良さそう」と
イメージだけで始めた方はいませんか?
おこづかいも同じです。
いきなり渡すのはよくありません。
まずは、お金の成り立ちや歴史、
お金は「ありがたさ」の対価、
問題解決の報酬だということを伝える。
そして子どもたちに投資教育をする時に
一番大事なのは、
投資をお金をただ増やすのを目的とした、
マネーゲームと勘違いさせないこと。
投機と投資の違いを
しっかりと理解させることです。
投機はギャンブルそのもの。
投資はお金を働かせてコツコツと
育てていくものです。
ぜひ親子で学んでいきましょう。
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