受験生の息子がいます。コロナの影響で収入が下がり、塾代を捻出するのも一苦労です。行きたい学科があるらしく、私立高校を希望しているのですが、親として学費が払っていけるか心配です。奨学金や教育ローンに頼った方がいいのでしょうか?(15歳・母)
息子さんにとって、大変な受験の年になりましたね。
でも、みんな同じ条件なので心配することはありません。
まずは行きたい学校があるということを褒めてあげましょう。
人生において「学費」は大きな出費の1つです。
できれば、目的を持って進学できるといいですね。
親があれこれ決めるのではなく、子ども自身が選択する。
小さいうちから金銭教育をしておくと、
進路を決める力もつきます。
例えば、おこづかいの範囲内で優先順位をつけて、
自分で買うか買わないかを決める。
必要なもの、ないと困るもの。
欲しいもの、なくても我慢できるもの。
おこづかい教育を通して、
小学生のうちから練習をさせてください。
そうすれば私立高校に行くという
子どもの決断に対して「子に対する投資」と
考えられるでしょう。
2020年4月から私立高校助成金も始まりました。
奨学金や教育ローンを利用するのも1つの手段ですが、
親子でお金の話もしっかりと話し合います。
「今はお金をかける時」と決意し、情報を集めるもの親の役目なのです。
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