小学校に入学してからおこづかいをあげているのですが、親が思うようにお金の管理ができているとは思えません。手元にあるだけ使ってしまって、なくなったらまた催促してきます。どうしたらいいのでしょうか。このまま続けない方がいいですか(6歳・母)
おこづかい制を始めるきっかけとしては、
とてもいいタイミングではあります。
ただ、教えるべき事を省いてしまったせいで、
うまくいかないのかも。
何事もそうですが、
基本からひとつずつ教えてあげましょう。
お金を使う優先順位として、
このコラムでもよく出てくる
「ニーズとウォンツ」の考え方を
わかりやすく伝えます。
次に、限りあるお金を
ちゃんと「見える化」するために、
おこづかい帳の書き方を教えます。
まだ字が書けない、計算できない場合は、
親が代わりに書いてあげれば良いでしょう。
大事なことは、
親子で楽しみながら続けることです。
好きなものを自分で選んで、
買う買わないを決める喜び。
そして時々、お買い物が上手になった事や、
おこづかい帳がちゃんと書けてる事を、
褒めてあげてください。
子どもの価値観で選んだ物を、
親が無駄遣いだと決めつけず、
本人に「これ買わなくても良かったかも」と
気づかせる事が、家庭でできる金銭教育です。
親の目の届くうちに
たくさん失敗させて、学べればいいのです。
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